まだまだ、おこさまらんち

顔色が悪いだけの人生

人生ではじめてタロット占いを受けた話

とてもどうでもいい話なのですが、人生ではじめてタロット占いを受けました。

 

「占い」って「した」なのか、「受けた」なのか。

 

あ、「占ってもらった」なのか。

 

3年間保育士として働き、現在はイケイケな媒体でライターとして働いています。

 

転職前から自分がやっていけるのか、とても不安でした。

 

転職した4月からずっと超えられない壁と戦っています。

 

これいつまで続くんだろう、と悩みに悩んで完全に底なし沼にいるような感覚。

 

自分の人格を疑い、人生で初めて自己啓発本を買ったり、前の職場に逃げたり…

 

自己啓発本については、友達から「ちょwおまwなにやってんのw」と指差して笑われたので読んでいません。

 

前の職場では「ここは不登校児を受け入れる保健室じゃねぇ」と怒られた。

 

(と、言いながらも必ず「いつでもおいで」って言ってくれる)

 

そして今回は逗子へ逃走しました。

 

逗子には私のセカンド実家があります。家族のように私を迎え入れてくれる人たち。

 

血は繋がってないけど、私を「うちの長女のあきちゃん」と紹介してくれたり、長男は私を「妹のようなもん」と言ってくれる。

 

物事をどう考えても否定も肯定もしない。

 

土曜日、朝一で逗子に向かい駅まで迎えにきてくれた兄嫁様と一緒に朝市へ。

 

地元と人たちが自宅で採れた野菜や、コーヒーや自分でつくったものを持ち寄って販売してる。

 

そんななか、タロット占いをやっている人がいた。

普段占いなんて信じないけど、沼から抜け出したくてたまらなかったので「いくらでもお金出すんでお願いします!!!!」と気合いを入れてお願いした。

 

関西から来たお姉さんで、明るくてものすごい素敵な笑顔で「うっしゃ、やったるわ」と受け入れてくれた。

 

「仕事?なに?どうしたいの?」

「とりあえず、自分がなんなのか知りたいっすね」

「ざっくりやな。子どもか!1枚自分はなんなんですか、って思いながら引いてみて」

 

と、言われて引いたカードが「子ども」だった。

 

手を叩いて笑うお姉さん、落ち込む私。

 

「おっけ、現状を聞いてみよう。1枚引いて」

引いたカードが「崩壊」だった。

 

お腹を抱えて爆笑するお姉さん、愕然とする私。

 

「あれやろ、今まで自分の思い通りになんでも周りが動いてきたでしょう。いやなこと1つもしないで生きてきたでしょう」

 

グサグサ刺さる言葉に謝罪する私。

そんな私を見ながらお姉さんは続ける。

 

「それって『子ども』やんか。『子ども』として培ってきたものが今壊れてんねん。こっからまた積み上げなきゃダメなのよ」

 

黙る私。

鼻で笑うお姉さん。

 

「この言葉を送ろう『しんどい状況はずっと続くもんじゃない、全てではなく1つずつ向き合いなさい』ええ言葉やろ」

 

じーんとする私。

 

「ま、漫画からやけどな!なんの漫画か忘れた!あっはっは」

 

元気いっぱいの笑顔を見せるお姉さんにつられて大声で笑った。

 

「えーねん、えーねん!視野広げてこ!」

最後の一言に背中を押され、なんだかすっきりした。

 

お金を払おうと思って財布を見たらお金が無くて、逗子母にお金を借りた。

 

もう大人なんだから、お金ぐらいちゃんと持とうと思った。

 

家に着き水着に着替え、海へ。

倒れるぐらい遊ぼうと思ったけど、もう大人だから完全に疲れる一歩手前で辞めた。

 

家に帰って御飯食べた後、夜更かしして海に散歩行こうと思ったけど、大人だから寝た。

 

朝も大人だからはやく起きたし、大人だからグリーン車で帰ってる。

 

たぶん、今いくつかあげた私の「大人シリーズ」は、ほぼ間違ってる。完全に「大人」とは関係ない。

 

根拠はないけど、たぶん大丈夫。

なんか大丈夫な気がするんだな、あきを。

 

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