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まだまだ、おこさまらんち

顔色が悪いだけの人生

セックスで愛情を感じる人をあなたは「ヤリマン」「ビッチ」と呼ぶのですか。そうですか。

今日こんなツイートをした。


セックスについてよく考える。

 

結婚して1年と少し、世間では「新婚」という部類にいれられているけど、長く付き合っていたので俗に言う「新婚感」は皆無だ。

 

セックスだって億劫になってきている。でも、わたしは悲しいことに「愛情」の9割をセックスで感じる。

 

中学高校を女子校で過ごした。友達と手を繋いで校舎を歩いたり、「おはよう」と挨拶するときは友達のおっぱいを鷲掴みにしてた。

 

休み時間は座っている友達と椅子の背もたれの間に割り込み、友人の背中に顔をスリスリしてた。

 

ずっと女子校特有の出来事とか、少人数制の学校でみんなが仲良かったからとか大したことだとは思っていなかったけど、それらの行為はすべて「安心」を得るためのものだったと振り返れば思う。

 

今日、さびしすぎてレズ風俗に行きましたレポを読んだ。生きづらさを感じ、自分を開放するためにレズ風俗に行くことを選んだルポ漫画。

 

そのなかにこんな言葉があった「抱きしめられれば全て満たされ 全て癒されると思っていた」。

 

おっしゃるとおりだった。

 

彼女はレジ打ちのバイト中に「もう誰でもいい、1秒でも2秒でも抱きしめてほしい」と思ったり、精神科でもカウンセリング中に「もうそんなのいいから抱きしめろ!!」と思ったりしたそうだ。

 

私も同じだ。

 

母はいつだって抱きしめてくれた。叱ったあとは私を強く抱きしめ「でも、大好きだよ」と囁いてくれた。

 

友人たちもいつだって抱きしめてくれた。「はいはい、大丈夫」なんて言いながら。

 

だから私のなかで触れ合いは「自己承認」。

 

セックスは肌と肌がこれでもかと重なる。人の身体の一部が自分の身体の中に入ってくる。物理的も精神的にも満たされる瞬間が続く。

 

こんなに幸せなことなんて他にはない。

 

毎日セックスしなくてもいい、でも、毎日私に触れてほしい。

 

だから、寝る前は旦那にお腹を触ってもらうようにお願いする。おしりを触ってもらうようにお願いする。

 

それだけで幸せな気持ちで1日が終わる。

 

ドイツ人の発達心理学者のエリク・エリクソンは「信頼」についてこう語っている。

 

「母子一体としているときに、その一体感がしっくりくればくるほど、十分であればあるほど、子どものなかに人を信じる豊かな信頼感が身についてくる」(エリクソンとの散歩より)

 

発達心理学には「愛着(アタッチメント)」という言葉がある。

 

これは授乳を通して得る安心感や、泣いたときに抱きしめてもらうことによって愛情を体感することだ。

 

簡単にいうと、乳児は愛情を体感すればするほど人を信頼できるようになるということ。

 

それは、肌と肌の触れ合いは信頼関係を築くもので愛情を感じるということ。


保育士をしていた3年間。私はとにかく子どもとの触れ合いを大切にした。叱った分だけ抱きしめて、褒めた分だけ抱きしめた。

 

でも、それは一周回って自分のためだった、私のことを信頼してほしいという気持ちをあったし、子どもたちに愛されたいという気持ちもあった。

 

愛情を感じる方法はいくつもある。「愛してるよ」と言葉で満足できる人もいれば、プレゼントをもらって愛情を感じる人もいる。そして、セックスを通して愛情を感じる人もいる。

おかざき真里の 「&(アンド)」
で主人公が付き合っている彼氏(医者)とセックスをしている場面、「先生が私のなかで気持ちよくなるのが嬉しくて」と心の声を漏らす。

 

私も同じ、自分が気持ちよくなることはさておき相手がイクことで心が満たされる。

 

彼氏が自分の過去を回想する場面では「身近な方が『触って』あげるだけでずいぶん平時の精神安定になるんですよ」と鬱になった恋人?(5巻までしか読んでないので関係性は不明)に触れることを医師から勧められていた。

 

不安なときに手を差し伸べてくれる誰か、抱きしめてくれる誰かをきっとみんな欲してる。

 

愛情を求めて、安心感を求めてするセックス。

 

私は三大欲求のなかで性欲を1番大事なものだと思うのは、相手とフェアに愛情や安心感を得られるから。

 

「ヤリマン」や「ビッチ」とか、不特定多数の人とセックスする人の名称は色々あるけど、そう呼ばれる人は誰よりも素直に愛情、安心感を求めている人だと思う。

 

だから、愛情を求めて旅する彼らをそういった言葉で一括りにするのは好きじゃない。

 

GWから旦那との関係は悪化している。口を開けば喧嘩になる。ここ数日彼はベットを占領し、私はソファで丸くなって寝ている。

 

「いつ彼は私に触れてくれるんだろう」そう思いながら今夜も丸くなって自分で自分のお腹を触るんだ。