まだまだ、おこさまらんち

顔色が悪いだけの人生

私以外私じゃない、らしい。

私以外私じゃない、らしい。

昨日、デビット・ボウイがスターマンとなって星に帰りました。

寂しいとか悲しいとかじゃなくて、「奪わないで!」という、お前何様だよ。とツッコミたくなるような感情が1つだけ出てきました。

2016年の目標はイマドキの音楽についていくことです。

小さいころから60年代〜80年代の洋楽を好んで聴いているので、学生時代の友達とのカラオケについていけず、寂しい思いをするからです。

そこで、ベッキー不倫騒動をきっかけにゲスの極み乙女の「私以外私じゃないの」を聞きました。

小学校のとき見ていたおはスタで、デビューしたてのベッキーポケモン・イングリッシュのコーナーを担当していたころから、慎ましく応援していました。

「一人前になるまで恋愛はしません」と宣言していたベッキーのスキャンダル。

あーようやく自分を認めることができたんだなとなんだか感動した。あれだけ頑張ってるんだもんな、よかったねー。なんて親戚のおばちゃんのように、今回の報道が胸にジーンと来ました。

そんな(私の)ベッキーの心を奪ったのはどこのどいつだと思いながら、例の曲を聴いています。

私以外私じゃない。そらそうだ。

いかに普通の人間か、普通って素晴らしい!ってことなのかな、「情緒」を読めない人間なので、あんまりわかんないけど、ベースラインが好きです。

楽園は努力の向こう側

ロッキーシリーズ最新作、でいいのかわかんないけど、見た。

SF、ラブコメが好きな私にとってスポ根系映画とは離れたところにいたい。

だって、生きてるだけで現実と向き合ってるのに、1800円払って「地道な努力」「上下関係」「輝く汗」「頑張ればなんでもできる」なんて見たくないのだ。

お金を払い自分の時間を差し出すなら、ありえないぐらいキラキラした世界や下心丸出しのゲスい恋愛映画か、ジェットエンジン積んだ宇宙船が高速ビームを乱射しながら宇宙を駆け巡るものに浸りたい。

「ロッキーの盟友、アポロの息子が出てくる映画見に行こうよ」と言われたらほぼ行かない。でも、私のことをよく知る彼は「アポロ見に行こう」と一言だけ私に投げかけた。

アポロ、、、アポロ!!!!!

まじかよ、アポロ計画の映画!?見てぇええええ!!!!!

ポスターを見ると黒人の男の子とスタローンが向き合ってた。「チャ、チャンプ?」「宇宙の「う」の字もねぇ。。」と落ち込みつつ席に座った。

気付いたら終わってた、ダッシュで地元のツタヤにいってロッキーシリーズを全部借りて正月休み全てロッキーシリーズに費やした。

泣いて泣いて泣きまくった。

ロッキーを見て頭に故・任天堂の岩田社長と糸井重里の対談が浮かんだ。

「あと一歩でできる、叶う」っていうときに諦めがちになっちゃう。そこを超えたときに多くのものが手に入るのに、疲れちゃったり「無理だ」と決めつけてしまう人が多いって話だったはず。

ゴールに近づくまで努力を続けると、最初は辛いんだけど少しずつ「努力をしている状態」に慣れてしまって、努力をしている状態が通常になってしまうんじゃないかと。

頑張れば頑張るだけ、夢は叶うさ!みたいなのはどうでもよくて、「努力に慣れた状態」をどれだけ保てるかも大切なのかもしれないなって思います。

きつい練習だけが全てじゃない、きつい練習に慣れたところで結果が出るんじゃくて、慣れたとしても「続ける」ことが大切で、そこを超えたところで自分の求めるものを得られるんじゃなかと。

こんなことを考えながら、もう一度対談を読んだところ、全然違ったんだけど!

事に仕える

働くことは「事に仕えること」と教わりました。

 
社会に出ることは本当に恐ろしいことだけど、社会に出ないと本当に楽しいことには巡り合えないなと思います。
 
「本当に」ってなんだよ。と思うかもしれないけど、「本当に」なんだもん。
 
友達と会える時間、友達との他愛のない会話、美味しい外食、のんびりした家での時間。全てに感動する。
 
オーバーかもしれないけど。
 
でも、頑張りすぎるとそんな感動的な「本当に」なことも全部できなくなっちゃう。なんだか最近そんなところに自分がいるように感じます。

香港

今年のGWは香港にいました。
愛する旧友とその仲間たちに会いに、学生時代の友人と。
 
古き良き時代の香港に触れ、美味しいものを食べて、談笑し、盃を交わし、とてもとても幸せな時間でした。
 
香港人の友人は自撮り棒片手にパシャパシャと自撮りする他国からきた観光客を「愚かな考え」と強く言うので、持ってきた自撮り棒は滞在中リュックの中でした。
 
香港と日本なんて近いし、物価も大して変わらないし、お箸使うし、異文化交流ってほど大々的な感覚がしないのもまた心地よいです。