レゴは高級排泄物、一言でいうと「ラグジュアリーうんこ」
レゴはうんこだ。
8時間かけて組んだAT-ATも
完成したョ!小型犬サイズのAT-AT!私、動物アレルギーでペット飼えないから、ペット飼ってるみたいで嬉しいよ!あー楽しかった!!
16時間かけて組んだSlave-1も
1時間半かけて組んだバイクも
ぜんぶ、うんこ。
十時間以上かけて組み上げたとしても、残念ながら愛着がわかない。
結局できあがったら、排泄物のようなもので興味が一切なくなる。
こんなこと言ったら、世界中にいるレゴビルダーの方たちから袋叩きにあいそうだけど、私にとってはそんなもん。
・辿り着いたのがレゴでした
私は注意欠陥障害・多動障害(ADHD)で小さい頃から1つの場所にじっとしていることができないし、決まったものを決まった手順で進め8ていくことがとても苦手。
教科書の音読や、説明書通りに設定することが嫌いだから、なんでも自分の感覚でやってきた。「ダメだったらダメでもう一回やればいいや」って思ってた。
感覚は自分のなかのことで、伝えるときには論理的な思考が必要だということは、薄々わかっていた。
保育士からの転職を決めたとき、自分がADHDだということを言い訳に何もしてこなかったことを認めるしかなかった。
やっかいなことに、私が持っているのはADHDだけじゃない。学習障害で数学的感覚が一切ない。1という概念も、1+1が2になることもわからない。1分という時間の感覚も、1mの距離の感覚もまったくわからない。
それが原因なのか、順序立てて考えることがとても苦手。でも、克服したかった。
そこで、たどりついたのがレゴ。
・人生はレゴから学ぶ
レゴは人生において大切なことを教えてくれる。
例えば、1つのレゴを組むにはマニュアルがあって、そのマニュアルどおりに組まないと完成しない。
1つズレるとどこかで組み直さないといけなくなる。そこから、人の話をきちんと聞く大切さを学ぶ。
物事には順序があって、段階が積み重なって完成する。小さなパーツもなくてはならないものだし、無意味なものなんてないから簡単に諦めちゃいけない。
感覚で生きていた私にレゴは苦手なことを突きつけてくる。だから、毎回「うおぉおおおおおふざけんな!!!!もういやだぁあああ」なんて発狂しながらやってる。
でも、その分完成したときの達成感はもう失禁レベル。
私がレゴに求めるのは、完成までの過程と完成したときの喜びだけ。だから、完成品は苦しみから生まれた排泄物で、もう必要ない。
もはや見たくない。そして、毎回大型のを組むので狭い我が家には邪魔!
・ラグジュアリーうんこ
簡単に「うんこ」とか言ってしまっているけれど、レゴは高い。とにかく高い。
スターウォーズのAT-ATなんて2万4千円するし
Slave-Ⅰは3万円を超える。
ラグジュアリーうんこって言いたくなる値段でしょ。
・組みます、売ります
もし私のうんこが誰かにとっては輝くものかもしれない。
という願いを込めて、組み立てたものを買ってくれる方を探しています。
それか、組み立てるのめんどくさい人は連絡ください。
組み立てて送ります。
・おまけ
敬愛する兄上が組んだ、かっこいいやつ。
無断で兄上のサイト
Brick Hanger[LEGO依存症日々進行中 作品格納庫]-Top
から引っ張ってきたから怒るかも、あはは!
自分を騙して不眠を乗り越えた話。イメトレって大切だと思う。
Facebookは墓荒らし
2歳男児3人が語る「ちんこ」と「ちんちん」の違い。
2歳男児、末っ子は汚い言葉が大好き。
「おしっこ」「うんち」「げりぴー」「くさい」「おしり」
汚い言葉はいろいろあるけど、中でも人気2トップは「ちんちん」と「ちんこ」。
今日も朝から「ちんこ!ちんこ!うんこ!!」「ちんちん!ちんちん!うんちんちん!」と私を囲み汚い言葉で大盛りあがる男児3人。
月曜日朝っぱらからうるさいなぁ、、どうにか黙らせようと思い
「ちんちんとちんこって何が違うか教えてよ」といじわるな質問を投げかけてみた。
私を中心に盆踊りのように踊りながら「ちんちん」「ちんこ」を盛り上がっていたのがピタリと止み、考えこむ3人。
「えっと、、それは、、」「なんだろ」「えっと、、だから」とそれぞれ頭を抱えだした。おー困ってる!もっと困ればいい!!と心なかで笑いながら真顔で3人の会話を聞いていた。
男2人兄弟の末っ子のAくんが「にいちゃんはちんこっていうけど、とうちゃんはちんちんっていう!」すると、同じく男2人兄弟の末っ子Bくんが「えーぱぱはちんこっていう」「なんだそれーちがうじゃん!いっしょじゃないと、こまっちゃうんだけど」と頭を抱えるAくん。
そんな2人のやりとりを聞いていた小学生の姉を持つCくんが「あ、ねーねはちんちんっていうとおこる!!」すかさずAくんが「あー!にいちゃんが「おんなにちんちんはないんだよ」っていってた!だからおこるんだよ!!」「そういうことか!おんなもほしいのか!」と納得するBとC。
ここまでの3人の話を整理しよう
・各家庭の男性それぞれ呼び方が違う
・"ちんこ"は女にはない。
・女はが欲しくてたまらないため、連呼すると怒る
A「おーおれなんかわかってきた、、」
C「わかったぁあああああ!!ちんちんはちんこがふたつだよ!!ほら、ここにふたつあるから!これだよ!!」
B「それは"たまたま"だよ!ばかちんこ!!」
A「うけるー"たまたま"だしー!!!」
一同、大爆笑
ここまでわかったこと
・各家庭の男性それぞれ呼び方が違う
・"ちんこ"は女にはない。
・女はが欲しくてたまらないため、連呼すると怒る
・"ちんちん"と"たまたま"はべつもの
A「やばい、わかった、、、(真顔)」
B、C「え、、なに、、、(つばを飲み込む)」
A「ちんちんはえいごだ、、、」
B、C、私「(あまりの衝撃に唖然とする)」
A「えりっくがテレビで言ってた、、うちのとうちゃんはえいごしゃべれるけど、Bのとうちゃんはしゃべれないんだよ、、、」
あまりの衝撃的な展開に唖然とする子どもらと私。
ちなみにエリックはNHK「英語であそぼう」でギター片手に陽気に歌うおっさん。
Aくんの一言で今までわかっていたことがすべて崩壊し、開いた口をなかなか閉じることができないBくんとCくん。
少し間を置いてBくんが「おっしゃーーーぱぱにちんちんをきょうおしえてあげよう!」C「ぼくもおねえちゃんにおしえてあげる!!」と拍手喝采、大盛り上がり。
A「あきちゃん、ちんちんはえいごで、ちんこはにほんご!ほら、かんたんでしょ!」ととびきりの笑顔を見せ小躍りを始めた。
そこからまた私をやぐらに見立てた「ちんちん、ちんこ音頭」が再スタート、心なしか一回目よりも盛り上がっているうえ、「ちんちん」の発音が「ティンティン」と英語っぽくなっていておもしろかったのでまぁ良しとしよう。
いつだって心にはガンダーラ
10人の幼児との生活がスタートして、気づけば3年の月日が流れようとしています。
幼児と喧嘩して泣かされたことも、なんか臭いなと思ったら膝の上にう○こ様が鎮座されていたのも昨日のことのようです。
約3年の間、私が大切にしていること、それは「細かく説明する」ことです。
子ども相手にはざっくばらんに「おに」「おばけ」とか言ってしまいがちですが、私は「鬼という得体のしれない角の生えたものがくるよ」とか「死んだ人の霊が来るよ」と言うようにしています。
なぜなら、子どもだとしても一人の人間だからきちんと説明しないと失礼だと考えるからです。
最近、10人の幼児たちのなかで「西遊記」がブーム。
私がガンダーラを口ずさんでいると、「なにその歌」と言われたので「まちゃあきが出ていた西遊記のエンディングテーマ、ゴダイゴのガンダーラという曲です」「え、西遊記ってなに」「猿がお坊さんと猿とかっぱと天竺を目指す話です」「なにそれ、おもしろそうじゃん」というきっかけでブームが到来。
それから何をするにもBGMはガンダーラ、読む絵本は西遊記。
こんなことになって数週間経ちました、もう飽き飽きしている私。
10人の孫悟空は私を牛魔王に見立て暴力の嵐。
そんななか一人の子どもが私に質問してきました。
「ねぇ、天竺はどこにあるの?」
「(おっとこれは想定外の質問だぞ)確か、インドですよ」
「インドって何が美味しいの?」
「インドはカレーかな、ご飯じゃなくてナンを主に食べるですよ」
「天竺では美味しいカレーとナンが食べれるのか!よっしゃぁあああ!」
カレーという単語に弱い幼児。
ごっこ遊びのなかでも『得体のしれない場所』だった天竺が『美味しいカレーを食べることができる場所』という認識に。
その後、三蔵法師役になる子が現れるように、そして「さぁ、カレーを食べに天竺に行きますよ!」と仲間たちに声をかけます。
すると9人の孫悟空が「ナンもありますか!!」という返答で盛り上がる日々。
ゴダイゴの名曲から天竺がインドであることを覚え、おいしいカレーが食べられることも覚えた10人の幼児たち。
こうやってどんどん大きくなるのはさみしいなぁと1人しみじみ。
「いつか大きくなったらカラオケで一緒にガンダーラ歌おうね」とお誘いしたら
「えーそのころにはあきちゃん死んでるよ!あはは」と言われました。
あたしゃ一人で歌うよ、ガンダーラ